大山ケーブルカー
大山参拝には欠かせない大山ケーブルカー。以前、登山客はケーブルカーを使わないで登るという方も多くいましたが、最近ではケーブルカーで下社まで行き、そこから登山をする方が多いです。
20分間隔で運行されているので、乗り逃すと次の発車までかなり時間が掛かります。ちなみに追分駅から下社駅まではおよそ6分程度です。
在籍車両は赤の「たんざわ」号、緑の「おおやま」号の2両。2005年10月に車両の塗装変更と改装がされキレイになりました。
大山ケーブルカーの歴史
江戸時代から庶民の信仰を集めた「大山講」で賑わいを見せた大山阿夫利神社への参詣の便を図るために建設。戦前は大山鋼索鉄道として営業していましたが、戦後これを大山観光電鉄として再営業されました。
戦時中不要不急路線として休止ないし廃止されたケーブルカーの中ではもっとも遅く復活開業した路線でもあります。
・1931年(昭和6年)8月1日 大山鋼索鉄道 追分〜下社間が開業。
・1944年(昭和19年)2月5日 不要不急線として追分〜下社間を廃止。
・1965年(昭和40年)7月11日 大山観光電鉄 追分〜下社間が開業。